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  1. 湯河原町議会 2007-09-28
    平成19年第6回定例会(第4号) 本文 開催日:2007年09月28日


    取得元: 湯河原町議会公式サイト
    最終取得日: 2021-07-24
    最初のヒットへ(全 0 ヒット)                            開 議  午前10時00分 ◯議長【原田 洋君】 皆さん、おはようございます。  ただいまの出席議員は18名であります。定足数に達しておりますので、これより本日の会議を開きます。  日程に入ります前に、若干のお時間をいただき、諸般の報告をいたします。  9月25日に開催されました決算審査特別委員会において、委員長に高橋議員が、副委員長に半川議員が当選されました。  これで、諸般の報告を終わります。  先般、議会運営委員会を開いておりますので、委員長からその結果を報告願います。北村幸則議会運営委員長。             (16番 北村幸則議員 登壇) ◯16番【北村幸則君】 先般、議会運営委員会を開き、協議をいたしましたので、その結果についてご報告申し上げます。  追加案件として、町側から台風9号の被害関連に伴います、一般会計補正予算(第3号)1件を追加することに決定いたしましたので、よろしくお願いいたします。  以上で、報告を終わります。 ◯議長【原田 洋君】 ただいまの委員長報告にご異議ございませんか。               (「異議なし」の声あり) ◯議長【原田 洋君】 ご異議なしと認めます。  本日の議事日程は、お手元に配布のとおりであります。会議録署名議員は、会議規則第114条の規定により、議長において、15番 丸山議員、16番 北村幸則議員の2名を指名いたします。                   日程第1 ◯議長【原田 洋君】 日程第1、議案第55号 「決算の認定について(平成18年度湯河原町一般会計)」、議案第56号 「決算の認定について(平成18年度湯河原町国民健康保険事業特別会計)」、議案第57号 「決算の認定について(平成18年度湯河原町吉浜財産区特別会計)」、議案第58号 「決算の認定について(平成18年度湯河原町下水道事業特別会計)」、議案第59号 「決算の認定について(平成18年度湯河原町老人保健医療特別会計)」、議案第60号 「決算の認定について(平成18年度湯河原町介護保険事業特別会計)」、議案第61号 「決算の認定について(平成18年度湯河原町介護サービスセンター事業特別会計)」、議案第62号 「決算の認定について(平成18年度湯河原町公共用地先行取得事業特別会計)」、議案第63号 「決算の認定について(平成18年度湯河原町水道事業会計)」、議案第64号 「決算の認定について(平成18年度湯河原町温泉事業会計)」を一括議題といたします。  本案については、去る9月21日の本会議において、決算審査特別委員会に付託されておりますので、委員長の報告を求めます。高橋決算審査特別委員長。              (6番 高橋延幸議員 登壇)
    ◯6番【高橋延幸君】 決算審査特別委員長報告を申し上げます。  当委員会に付託されておりました議案10件の審査結果は、お手元に配布いたしました、委員会審査報告書のとおりでございます。  審査に当たりましては、9月25日と26日の2日間、午前10時より、町長、教育長、会計管理者、部課長等の出席を得て、慎重に審議いたし、その結果、議案第55号 決算の認定について(平成18年度湯河原町一般会計) 賛成多数 原案認定、議案第56号 決算の認定について(平成18年度湯河原町国民健康保険事業特別会計) 全員賛成 原案認定、議案第57号 決算の認定について(平成18年度湯河原町吉浜財産区特別会計) 全員賛成 原案認定、議案第58号 決算の認定について(平成18年度湯河原町下水道事業特別会計) 全員賛成 原案認定、議案第59号 決算の認定について(平成18年度湯河原町老人保健医療特別会計)全員賛成 原案認定、議案第60号 決算の認定について(平成18年度湯河原町介護保険事業特別会計) 全員賛成 原案認定、議案第61号 決算の認定について(平成18年度湯河原町介護サービスセンター事業特別会計) 全員賛成 原案認定、議案第62号 決算の認定について(平成18年度湯河原町公共用地先行取得事業特別会計) 賛成多数 原案認定、議案第63号 決算の認定について(平成18年度湯河原町水道事業会計) 全員賛成 原案認定、議案第64号 決算の認定について(平成18年度湯河原町温泉事業会計) 賛成多数 原案認定でございました。  以上で、決算審査特別委員長報告を終わります。よろしくご審議の上ご賛同賜りますようお願い申し上げます。 ◯議長【原田 洋君】 これより、質疑、討論、採決は1件ずつ行います。  まず、議案第55号 決算の認定について(平成18年度湯河原町一般会計)の委員長報告に対する質疑に入ります。  質疑はございませんか。               (「質疑なし」の声あり) ◯議長【原田 洋君】 質疑がないようですから、質疑を終了いたします。  これより討論に入ります。  まず、本案に反対の方の発言を許します。13番 小澤議員。             (13番 小澤眞司議員 登壇) ◯13番【小澤眞司君】 それでは、日本共産党を代表いたしまして、2006年度湯河原町一般会計決算案についての反対討論を行わせていただきます。  福田元官房長官が首相に就任いたしましたが、参議院選挙の敗退についての国民に対しての反省の答弁は一度も見られず、マスコミの多大な放映が逆に問題になってきております。政治とカネ、非正規労働者、年金問題など、国民の立場に立った政治が行われることを、多くの国民が望んでいる状況です。  湯河原町の2006年度事業の中で、湯河原小学校、吉浜小学校の耐震化工事が更に進められ、児童や生徒が安全に校舎内で勉強できる、こういう環境が図られたことは大変よいことでございます。  しかし一方で、湯河原町の観光対策では、従来どおりの政策が行われていて、これではなかなか湯河原町にお客さんが来る状況ではないのではないか、現状の観光対策を見直して、年々減少する入湯者の対策をしていくべきだと考えております。そのためにも、農業と観光が一体となり、無農薬野菜や有機栽培を進め、空き地対策に行政が積極的に対応していくべきと考えております。  この湯河原町の人口は、年々少しずつ減少しております。この背景には、旅館経営の問題や、地域商店街の縮小、更には行政からの若い夫婦への対策不足など、地方自治体としての町民への対策が大きく後退している背景があると考えます。若い夫婦が住めるような、湯河原町の対策を全面に押し出していくことが、これからの湯河原町の人口増につながっていくと考えております。  湯河原町が少子化対策を前面に押し出す政策を検討し、人口減少に歯止めをかけるためにも、小児医療の無料化年齢を就学前までの年齢に引上げ、子育ての若い夫婦の少しでも負担の軽減をしていくことが、少子化対策の一つの手ではないでしょうか。子育てにやさしい町の実現と子育てサロンの充実を、更に求めていきます。  湯河原町の国民健康保険でございますが、加入状況は世帯率では60%、加入人口では湯河原町の人口の5割以上の人たちが加入して、これが年々増加してきております。神奈川県の加入人口比率では、平均で35%でございます。国民健康保険の加入者は、自営業、農業、年金生活者や企業を退職した人、観光産業で働く人たちの多くも、この国民健康保険に加入しております。  このような実態を十分把握して、国民健康保険加入者の経済負担の軽減をさせるためにも、一般会計から国民健康保険に繰出していくことが必要だと考えております。県下の市町村の中でも、一般会計に繰入れていない町は、湯河原を含めて3つしかございません。  この湯河原町でも、生活保護、これがますます増え続けて、今年の9月で467人と大幅に増えているのが実情です。町民が独自で使えるお金を少しでも増やして、商店街の活性化にもつながるのではないでしょうか。投資的事業の軽減と、それを少しでも先送りして、町民の暮らし優先の町政を進めていく、これが町の行政のあり方ではないでしょうか。  2006年度の一般会計決算は、町民利益優先の税金の使われ方にしていくべきだったと考えます。国民の生活再建なくして、日本経済の再建なしの方向にしていくことが、いま切実に求められていると思います。  以上をもちまして、2006年度の一般会計の決算の反対討論といたします。 ◯議長【原田 洋君】 次に、本案に賛成の方の発言を許します。9番 半川議員。               (9番 半川義輝議員 登壇) ◯9番【半川義輝君】 おはようございます。簡潔に申し上げます。  議案第55号 平成18年度湯河原町一般会計歳入歳出決算について、賛成の立場から討論をいたします。  歳入の根幹をなす町税は、固定資産税の評価替えに伴い、決算ベースでは9年連続でマイナスになり、地方交付税も国の財政再建などにより、大幅な減額となる中で、公債費や扶助費、保健、福祉関係経費の増加に対応するため、手当の削減による人件費や物件費など、徹底した歳出の削減努力により、住民サービスの低下を招かないよう、制約された予算の中で、「ゆがわら2001プラン」に盛られた諸施策を推進してこられました。  とりわけ、児童の安全確保のための湯河原小学校B棟、また吉浜小学校北棟と、2校同時に耐震工事を実施し、また消防庁舎の耐震化を実施し、高機能消防指令センターとして整備したことは、多くの住民の方々の安心につながるものと確信しております。  観光面では、「さがみの小京都 ゆがわら」にふさわしい、もみじの郷が一般公開され、記念イベントを実施し、好評を得たことは、大変喜ばしい限りでございます。  また、千歳通り2号線の歩道設置事業は、町民のみならず、観光客にも喜ばれる散策路の一部となりました。  福祉施策では、高齢者の生きがいと健康づくりを推進するとともに、障がい者対策では、障害者自立支援法に基づき、能力、適正に応じた生活を営むことができるよう、様々な施策の展開を図ってこられました。  以上のことから、私は平成18年度湯河原町一般会計歳入歳出決算を高く評価するとともに、賛同の意を表明し、賛成討論といたします。 ◯議長【原田 洋君】 他に討論はございますか。               (「討論なし」の声あり) ◯議長【原田 洋君】 討論なしと認めます。  これより、議案第55号を挙手により採決いたします。  本案は、委員長報告のとおり認定することに、賛成の方は挙手願います。                 (賛成者挙手) ◯議長【原田 洋君】 賛成多数。  よって、本案は原案のとおり認定されました。  次に、議案第56号 決算の認定について(平成18年度湯河原町国民健康保険事業特別会計)の委員長報告に対する質疑に入ります。  質疑はございませんか。               (「質疑なし」の声あり) ◯議長【原田 洋君】 質疑がないようですから、質疑を終了いたします。  これより討論に入ります。  討論の通告がありませんので、討論なしと認めます。  これより、議案第56号を挙手により採決いたします。  本案は、委員長報告のとおり認定することに、賛成の方は挙手願います。                  (挙手全員) ◯議長【原田 洋君】 全員賛成。  よって、本案は原案のとおり認定されました。  次に、議案第57号 決算の認定について(平成18年度湯河原町吉浜財産区特別会計)の委員長報告に対する質疑に入ります。  質疑はございませんか。               (「質疑なし」の声あり) ◯議長【原田 洋君】 質疑がないようですから、質疑を終了いたします。  これより討論に入ります。  討論の通告がありませんので、討論なしと認めます。  これより、議案第57号を挙手により採決いたします。  本案は、委員長報告のとおり認定することに、賛成の方は挙手願います。                  (挙手全員) ◯議長【原田 洋君】 全員賛成。  よって、本案は原案のとおり認定されました。  次に、議案第58号 決算の認定について(平成18年度湯河原町下水道事業特別会計)の委員長報告に対する質疑に入ります。  質疑はございませんか。               (「質疑なし」の声あり) ◯議長【原田 洋君】 質疑がないようですから、質疑を終了いたします。  これより討論に入ります。  討論の通告がありませんので、討論なしと認めます。  これより、議案第58号を挙手により採決いたします。  本案は、委員長報告のとおり認定することに、賛成の方は挙手願います。                  (挙手全員) ◯議長【原田 洋君】 全員賛成。  よって、本案は原案のとおり認定されました。  次に、議案第59号 決算の認定について(平成18年度湯河原町老人保健医療特別会計)の委員長報告に対する質疑に入ります。  質疑はございませんか。               (「質疑なし」の声あり) ◯議長【原田 洋君】 質疑がないようですから、質疑を終了いたします。  これより討論に入ります。  討論の通告がありませんので、討論なしと認めます。  これより、議案第59号を挙手により採決いたします。  本案は、委員長報告のとおり認定することに、賛成の方は挙手願います。                  (挙手全員) ◯議長【原田 洋君】 全員賛成。  よって、本案は原案のとおり認定されました。  次に、議案第60号 決算の認定について(平成18年度湯河原町介護保険事業特別会計)の委員長報告に対する質疑に入ります。  質疑はございませんか。               (「質疑なし」の声あり) ◯議長【原田 洋君】 質疑がないようですから、質疑を終了いたします。  これより討論に入ります。  討論の通告がありませんので、討論なしと認めます。  これより、議案第60号を挙手により採決いたします。  本案は、委員長報告のとおり認定することに、賛成の方は挙手願います。                  (挙手全員) ◯議長【原田 洋君】 全員賛成。  よって、本案は原案のとおり認定されました。  次に、議案第61号 決算の認定について(平成18年度湯河原町介護サービスセンター事業特別会計)の委員長報告に対する質疑に入ります。  質疑はございませんか。               (「質疑なし」の声あり) ◯議長【原田 洋君】 質疑がないようですから、質疑を終了いたします。
     これより討論に入ります。  討論の通告がありませんので、討論なしと認めます。  これより、議案第61号を挙手により採決いたします。  本案は、委員長報告のとおり認定することに、賛成の方は挙手願います。                  (挙手全員) ◯議長【原田 洋君】 全員賛成。  よって、本案は原案のとおり認定されました。  次に、議案第62号 決算の認定について(平成18年度湯河原町公共用地先行取得事業特別会計)の委員長報告に対する質疑に入ります。  質疑はございませんか。               (「質疑なし」の声あり) ◯議長【原田 洋君】 質疑がないようですから、質疑を終了いたします。  これより討論に入ります。  討論の通告がありませんので、討論なしと認めます。  これより、議案第62号を挙手により採決いたします。  本案は、委員長報告のとおり認定することに、賛成の方は挙手願います。                 (賛成者挙手) ◯議長【原田 洋君】 賛成多数。  よって、本案は原案のとおり認定されました。  次に、議案第63号 決算の認定について(平成18年度湯河原町水道事業会計)の委員長報告に対する質疑に入ります。  質疑はございませんか。               (「質疑なし」の声あり) ◯議長【原田 洋君】 質疑がないようですから、質疑を終了いたします。  これより討論に入ります。  討論の通告がありませんので、討論なしと認めます。  これより、議案第63号を挙手により採決いたします。  本案は、委員長報告のとおり認定することに、賛成の方は挙手願います。                  (挙手全員) ◯議長【原田 洋君】 全員賛成。  よって、本案は原案のとおり認定されました。  最後に、議案第64号 決算の認定について(平成18年度湯河原町温泉事業会計)の委員長報告に対する質疑に入ります。  質疑はございませんか。               (「質疑なし」の声あり) ◯議長【原田 洋君】 質疑がないようですから、質疑を終了いたします。  これより討論に入ります。  討論の通告がありませんので、討論なしと認めます。  これより、議案第64号を挙手により採決いたします。  本案は、委員長報告のとおり認定することに、賛成の方は挙手願います。                 (賛成者挙手) ◯議長【原田 洋君】 賛成多数。  よって、本案は原案のとおり認定されました。                   日程第2 ◯議長【原田 洋君】 日程第2、議案第68号「平成19年度湯河原町一般会計補正予算(第3号)」を議題といたします。  提出者から提案理由の説明を求めます。冨田町長。               (町長 冨田幸宏君 登壇) ◯町長【冨田幸宏君】 おはようございます。議案第68号の提案理由を申し上げます。  一般会計補正予算(第3号)は、9月6日の台風9号による災害関連経費である、公共土木施設災害復旧事業社会教育施設災害復旧事業及び公共・公用施設災害復旧事業について、歳入歳出予算に補正を要しますので、本案を提出するものであります。  細部につきましては、担当の財政課長が説明いたしますので、よろしくご審議の上ご賛同いただきますようお願い申し上げます。 ◯議長【原田 洋君】 柏木財政課長◯財政課長【柏木克己君】 おはようございます。それでは、議案第68号について、説明させていただきます。  恐れ入りますが、1ページをお開きください。  第1表 歳入歳出予算補正の歳入でございますが、20款 諸収入 4項 雑入で52万5,000円を増額し、補正後の歳入総額を79億7,458万円とするものでございます。  2ページをお願いいたします。  歳出ですが、10款 災害復旧費では、2項 公共土木施設災害復旧費、3項 文教施設災害復旧費、4項 公共・公用施設災害復旧費をあわせまして710万円の増額を、12款1項 予備費では657万5,000円を減額し、あわせまして52万5,000円を増額し、補正後の歳出総額を79億7,458万円とするものでございます。  次に6ページ・7ページをお開きください。  事項別明細書の2 歳入ですが、20款4項3目 雑入では、総務費雑入で、町村有建物災害共済金でございます。  8ページ・9ページをお願いします。  次に歳出でございます。  10款2項1目 公共土木施設災害復旧費は、うさぎ沢線他町内道路の樹木撤去清掃委託料でございます。  3項 文教施設災害復旧費は新設でございまして、1目 社会教育施設災害復旧費では、ヘルシープラザの地下シャッターの修繕及び美術館の雨樋等改修工事を行うものでございます。  4項1目 公共・公用施設災害復旧費も新設でございまして、修繕料といたしまして、観光案内板、メッセージボード湯河原海水浴場トイレ他でございます。  委託料では、幕山公園上流側一の瀬橋周辺の桜植栽地の倒木補修・植栽委託、千歳通り1号線他の樹木補植等委託、幕山公園・川端公園他の樹木等の撤去委託でございます。  工事請負費では、町有地石積修復工事湯河原海岸水路撤去工事、もみじの郷連絡道路路面復旧工事でございます。  12款 予備費につきましては、657万5,000円を減額し、歳出予算に組替えるものでございます。  以上、簡単ですが説明を終わらせていただきます。 ◯議長【原田 洋君】 これをもって提案理由の説明を終わります。  これより質疑に入ります。質疑はございませんか。               (「質疑なし」の声あり) ◯議長【原田 洋君】 質疑がないようですから、質疑を終了いたします。  討論を省略し、これより議案第68号を挙手により採決いたします。  本案は、原案のとおり決することに賛成の方は、挙手願います。                  (挙手全員) ◯議長【原田 洋君】 全員賛成。  よって、本案は原案のとおり可決されました。                   日程第3 ◯議長【原田 洋君】 日程第3、「平成18年度湯河原町水道事業会計継続費精算報告について」を議題といたします。  担当課長から、報告を求めます。柏木水道課長。 ◯水道課長【柏木 晃君】 おはようございます。  平成18年度湯河原町水道事業会計継続費精算報告につきまして、説明させていただきます。  水道施設台帳システム作成事業につきましては、平成17・18年度の継続事業といたしまして、株式会社管総研に委託し、契約金額1,520万4,000円で実施したものでございます。  1枚おめくりください。  精算報告書でございます。支出科目につきましては、第1款 資本的支出 第1項 建設改良費で、事業名は水道施設台帳システム作成事業でございます。  この事業は、水道施設、管網図及び給水台帳等を紙ベースからデシタル化へ移行したものでございます。  システム作成につきましては、平成17・18年度の継続費といたしまして、予算措置いたました。  全体計画といたしましては、平成17年度年割額250万円、平成18年度年割額1,350万円の合計1,600万円でございます。  実績につきましては、平成17年度支払義務発生額250万円、平成18年度支払義務発生額1,270万4,000円の、あわせまして1,520万4,000円となりまして、年割額との差、不用額は79万6,000円となったものでございます。  以上、簡単でございますが、報告を終わらせていただきます。                   日程第4 ◯議長【原田 洋君】 日程第4、「平成18年度湯河原町土地開発公社歳入歳出決算について」を議題といたします。  担当課長から報告を求めます。加藤庶務課長。 ◯庶務課長【加藤秀人君】 おはようございます。  平成18年度湯河原町土地開発公社歳入歳出決算につきまして、ご報告させていただきます。  はじめに、1ページをお願いいたします。  事業の概況でございますが、1 公有地売却事業につきましては、東部地域振興対策事業用地及び万葉公園用地を、1億1,757万6,055円で売却したものでございます。  次に2 借入及び償還状況につきましては、公有地取得事業資金及び諸経費支払資金として、さがみ信用金庫から11億9,200万円を借入れ、公有地売却代金及び借入期限到来による借換え分を含め、12億6,600万円を返済しております。  3 その他でございますが、駐車場の使用料として、4,788万4,536円の収入を得ましたので、その一部を駐車場に要する経費及び借入金償還に充当しております。  2ページをお願いいたします。  公有地売却事業でございますが、東部地域振興対策事業用地は、総合運動公園の下側でございますが、隣接者に689m2を925万円で売却いたしました。  万葉公園用地の内容につきましては、観光会館の裏側の万葉公園第2駐車場からこごめの湯へ抜ける通路部分、38.57m2を、123万6,446円で湯河原町へ売却し、また万葉公園第2駐車場及びこごめの湯駐車場用地3,029.65m2、1億708万9,609円の分割取得が平成18年度で完了し、合計3,757.22m2、1億1,757万6,055円となっております。  3ページをお願いいたします。  財務の概要でございますが、収益的収入及び支出のうち、収入では、第1款第1項の公有地取得事業収益は、2ページにあります公有地の売却分で、1億1,757万6,055円でございます。
     第2項の附帯事業収益は、駐車場の収入で4,788万4,536円でございます。  第2款第1項の受取利息は、普通預金の利息でございます。  第2項の運営費補助金は、支払利息に対する町からの補助金で、21万777円、第3項 雑収益は、その他の雑入でございます。  収入合計は1億6,578万5,069円となっております。  次に支出でございますが、第1款第1項の公有地取得事業原価は、売却した公有地の土地原価で、1億5,198万7,863円でございます。  第2項の附帯事業原価は、駐車場の管理経費で、1,093万1,917円でございます。  第2款第1項の一般管理費は、事務費と固定資産税、消費税の合計で、364万8,434円でございます。  第3款第1項の支払利息は借入金に対する利息で、5万777円でございます。  支出合計は、1億6,661万8,991円となっております。  収入合計が支出合計を下回っているため、83万円余りの損失が出ております。  4ページをお願いいたします。  資本的収入及び支出の収入では、第1款第1項の長期借入金は、当年度の借換え分で、11億9,200万円でございます。  次に支出でございますが、第1款第1項の長期借入金償還金は、当年度中の償還分12億6,600万円でございます。  5ページをお願いいたします。  借入及び償還状況でございますが、さがみ信用金庫から、当年度11億9,200万円を借入れ、12億6,600万円を償還しており、借入高より償還高が上回ったため、翌年度繰越額は前年度に比べ、7,400万円減少いたしました。  次に、被債務保証の状況ですが、平成19年2月14日の一般会計補正予算議決から、20億円が限度額となっております。  6ページにつきましては、理事会の開催状況を示したものでございます  7ページをお願いいたします。  役員に関する事項で、平成19年3月31日現在の役員を示したものでございます。  8ページをお願いいたします。  平成19年3月31日現在の財産目録でございます。資産の部では、流動資産のうち、現金及び預金の普通預金が571万4,837円で、内訳につきましては記載のとおりでございます。  未収金は、町道吉浜121号線用地売却代金で、まだ整理の付かない分が394万5,600円ございます。  公有用地は、万葉公園駐車場代替用地他8件で、合計10億1,749万8,797円でございます。  固定資産の投資その他の資産として、基本財産運用定期預金が100万円ございます。  資産合計は、10億2,815万9,234円でございます。  9ページをお願いいたします。  負債の部では、流動負債の未払金が未収金と同様、町道吉浜121号線の分が316万1,250円残っております。  固定負債の長期借入金は、5ページの借入状況の翌年度繰越高のとおり、11億9,200万円でございます。  受入保証金は、万葉公園第1駐車場及び湯河原温泉場駐車場の月ぎめ駐車場の保証金でございます。  負債合計は11億9,550万1,250円でございます。  資本の部では、基本金の基本財産が100万円、欠損金は前期繰越損失の1億6,750万8,094円と、当期損失の83万3,922円で、資本合計は1億6,734万2,016円のマイナスとなっております。  10ページをお願いいたします。  平成19年3月31日現在の貸借対照表でございます。  資産合計は、流動資産と固定資産をあわせた、10億2,815万9,234円でございます。  負債合計は、流動負債と固定負債をあわせた、11億9,550万1,250円でございます。  資本合計は、基本金と欠損金をあわせた、1億6,734万2,016円のマイナスとなっております。  負債資本合計は、資産合計と同額の10億2,815万9,234円でございます。  11ページをお願いいたします。  平成18年4月1日から平成19年3月31日までの損益計算書でございます。  事業収益から事業原価を差引いた事業総利益は、254万811円となっております。  また、事業総利益から一般管理費を差引くとマイナスであるため、事業損失が110万7,623円となりました。  事業損失に事業外収益を加え、事業外費用を差引いた経常損失は、83万3,922円で、これが当期損失となっております。  12ページはキャッシュ・フロー計算書、13ページは一般管理費の明細書ですので、説明は省略させていただきます。  次のページ以降につきましても、参考資料として、公有用地明細表、借入金明細書を添付しておりますが、説明は省略させていただきます。  今後につきましても、土地開発公社の経営の健全化に努めてまいりたいと思っておりますので、ご理解いただきますようよろしくお願いいたします。  以上で、土地開発公社の決算状況の報告とさせていただきます。 ◯議長【原田 洋君】 質疑の通告がありますので、発言を許します。13番 小澤議員。 ◯13番【小澤眞司君】 湯河原町土地開発公社が、一昨年ですか、その前の年ですか、廃止にしていきたいというような、そのときの町長の答弁がございまして、それ以降、この公社に対する廃止に対しての、町側はどのような対策をしているのか、まずそれをご回答願います。 ◯議長【原田 洋君】 穴水観光産業部長。 ◯観光産業部長【穴水啓嗣君】 まずこの土地開発公社をなくす計画はというご質問だと思いますけれども、ご存知のとおり公社は昭和48年に設立をされて、現在に至っているわけでございます。  最近の事業でございますけれども、一番主な事業であります土地の先行取得ということでございまして、平成17年度・18年度ともに、1件もそのようなものがございませんでした。このような状況を考えますと、すでに公社の任務は終わっているのではないかというふうに理解をいたしております。  廃止に向けての方向性でございますけれども、公社の中でもいろいろと検討はさせていただいておりますけれども、何せこの決算書の中にもございましたように、まだ10億からの資産を持っておりまして、これらの売却について目途が立っておりません。と言いますのは、これを買い戻すための、町の方での財政力が伴っておりませんので、現行ではかなり難しいのではないかと思っております。  しかしながら、このままにしておくというわけにもできませんので、今後とも十分検討をして、町とも調整をし、それから議会ともご相談をさせていただきながら、廃止に向けて検討はしてまいりたいというふうに思っておりますので、よろしくお願いいたします。 ◯議長【原田 洋君】 13番 小澤議員。 ◯13番【小澤眞司君】 公社の検討という表現に落ちついちゃってるわけですけれども、実際はいま答弁にあったように、17・18年度は一切公有地を買って、要するに公社としての土地購入は一切ないわけでして、そういう意味でいけば、機能は一切もう動いてないと。そういうような土地公社を、長期にわたって湯河原町として存続させるということは、問題あるんじゃないかと思います。  国としても、こういう塩漬け地についての問題を、2週間ほど前新聞に報道されておりましたけれども、公社の土地の売却をどういうふうに進めていくのか、それらについて、町長はどうお考えですか。 ◯議長【原田 洋君】 冨田町長。 ◯町長【冨田幸宏君】 いま、理事長の穴水理事長からも答弁がありましたように、現状は先ほどの答弁のとおりでございます。  この2か年、そういった先行取得の必要性がないというのが、議員ご指摘のとおり、いまの世の中の状況かなというふうに思います。  あくまでも一般論としてしか述べられませんが、土地開発公社につきましては、やはり健全化計画ということで、湯河原町も13年・14年・15年は、そういった考え方に基づいて、ある一定の買戻しをしている経緯がございますけども、結果的にはやはり財政力がないという中で、こういう状況が続いているという認識に立った上で、やはりそういった方向に持っていきたいというのは、重々、私もそういう思いがありますが、やはり財政難というところが一つと、もう一つこれは、民間もそうだったと思いますけども、こういう公共的なものが先行取得する中で、バブル崩壊後の土地の下落、こういったものがまだこの会計の中には深く残っておりますので、一般会計の中で柔軟性を早く取り戻して、そういった中でこういったものを、本来買い戻していく計画を立てたいという、そういった基本的な考え方を持っておりますけれども、それがいつ手を付けられるかというのは、いまの段階では軽々には申し上げられないというふうに思っております。 ◯議長【原田 洋君】 13番 小澤議員。 ◯13番【小澤眞司君】 ただ、公社の廃止、これについては、2年ほど前に決めた方向で、今後も続けていくということは、町長としては確認できるわけですね。 ◯議長【原田 洋君】 冨田町長。 ◯町長【冨田幸宏君】 そういった廃止、廃止をいつするかという問題だと思うんですけども、このあとのご質問の中にも、もしかしたら出てくるのかも知れません。実勢価格という、この実勢価格の定義も、実際にどうなのかというご議論も、まだまだ深めていかなければいけない部分もあります。  基本的には、これをすべて買い戻すと言ったときに、たとえば数年間計画を立てたとしても、かなりの起債を立てなければいけないと。自己財源がございませんので。この起債がまた、一般会計の経常収支比率も含めて、起債残高も含めて、かなり圧迫をしてきますので、金利負担も想像できますので、この辺を廃止をしなければいけないという考え方以前に、廃止をするためにどのような形ができるということを、もう少しきちっと研究しなければいけないというふうに思っております。 ◯議長【原田 洋君】 13番 小澤議員。 ◯13番【小澤眞司君】 実際に、これは本当に、過去において無駄だったのかどうかっていうのは、いまの段階で云々言えませんけども、事実こういう形で町が買い取れなかったということは、先行投資自体が無理があったという部分もあり得るわけですね。  だから、そういう意味で、過去における土地開発公社のあり方が、バブルが弾けて、いまの地方の土地価格が、最近でも都市は上がっても、まだ地方は下がっているというような状況で、動かないというのがいまの状況だと思います。  それで、聞いてるんですけども、先ほど町長も言いましたけども、資産の実勢価格という、これがやっぱりここに書いてある土地の残高と、実際の町の中における価格との差が相当あるんじゃないかとこう思うわけですね。  だから、その辺の、これはあくまで取得段階での金額だと思いますけども、資産の実勢価格を、これとは別に町の資料として出していくべきだと思っておりますが、その辺はどうお考えですか。 ◯議長【原田 洋君】 穴水観光産業部長。 ◯観光産業部長【穴水啓嗣君】 資産の実勢価格を決算書にというご指摘でございますけれども、現行の決算書の書式には、そのようなのがございませんので、その辺につきましては、どのような形でもって表示ができるのか、少し検討させていただきたいといふうに思っております。 ◯議長【原田 洋君】 13番 小澤議員。 ◯13番【小澤眞司君】 早急に、検討して提示していただきたいと思ってます。  以上で終わります。 ◯議長【原田 洋君】 冨田町長。 ◯町長【冨田幸宏君】 質問が終わった中で、こちらからというのも何なんですが、先ほど誤っていた先行取得かという点がございましたけれども、あくまでも私の認識では、過去のこの公社の土地の、いわゆる買い付けにつきましては、その時代の中で、やはり慎重に考えられて購入されていたということで、あくまでもバブル崩壊という、土地のデフレ状況に至るというのは、どの企業もどの公も、想像が付く範囲ではなかったというふうに思いますので、その辺は私の認識をお伝えをさせていただきます。 ◯議長【原田 洋君】 以上で、13番 小澤議員の質疑を終了いたします。  これをもちまして、質疑を終了いたします。  これで、平成18年度湯河原町土地開発公社歳入歳出決算についての報告を終わります。                   日程第5 ◯議長【原田 洋君】 日程第5、「平成18年度有限会社コミュニティサービス決算について」を議題といたします。  担当課長から、報告を求めます。高橋社会教育課長。 ◯社会教育課長【高橋昌幸君】 それでは、平成18年度有限会社コミュニティサービスの決算をご報告させていただきます。  地方自治法第243条の3第2項の規定に基づいて、ご報告をさせていただきます。  1枚おめくりください。  決算報告書でございますが、平成18年5月1日に会社法が施行されたことによりまして、4ページ・5ページが新しく加えられております。  まず、会社の業務でございますが、町立湯河原美術館の管理運営業務の一部受託と喫茶、物販業務、また幕山公園、総合運動公園、海浜公園、観光会館パノラマラウンジの自動販売機による飲料水の販売でございます。  町立美術館での業務につきましては、正社員1名とパートタイマーによりまして、勤務体系を組んで運営をいたしました。  決算の内容でございますが、1枚おめくりいただきまして、1ページをご覧ください。  貸借対照表の左側、資産の部からご説明をさせていただきます。  流動資産は636万6,095円で、内訳の主なものとしましては、現金・預金の他、商品は美術館物販部門の仕入商品、原材料につきましては、美術館喫茶室の仕入分でございます。  仮払金につきましては、両替用の資金、未収入金につきましては、自動販売機の3月分の売上金でございます。  未収還付消費税等につきましては、決算に基づきまして、仮受消費税より仮払消費税を多く支払った分の還付金でございます。  固定資産は、さがみ信用金庫への出資金が1万円、自動車の前払費用としてのリサイクル料金が3,180円でございます。  資産合計は637万9,275円でございます。  次に右側の負債の部でございます。  流動負債は137万3,079円で、主なものとしましては、買掛金は美術館の物販と喫茶の3月分の仕入分、未払金はパートの賃金、社会保険料などでございます。  未払法人税等は、決算に基づくものでございます。  下段の純資産の部でございますが、資本金が300万円、繰越利益剰余金は当期純利益を前期純利益と通算しまして、200万6,196円で、純資産合計は500万6,196円となります。
     負債・純資産の合計は、637万9,275円でございます。  2ページをお願いいたします。  損益計算書でございますが、売上高は1,703万6,321円でございます。内訳としましては、物販・喫茶の売上げ、その他売上高は、美術館運営受託売上と自動販売機の売上げでございます。  次に売上原価は767万7,933円で、期首棚卸高に当期の物販・喫茶の仕入高を加え、期末棚卸高を差し引いた額でございます。  売上高から売上原価を差引いたものが売上総利益で、935万8,388円でございます。この額から、販売費及び一般管理費の885万2,027円を引きました50万6,361円が営業利益でございます。  営業外収益は9,970円で、内訳は退職金共済の奨励金などでございます。  営業利益と営業外収益を通算しますと、経常利益が51万6,331円となります。これから法人税、住民税及び事業税の7万円を引きますと、当期純利益が44万6,331円となります。  3ページをお願いいたします。  2ページの損益計算書の中ほどにありました物販費および一般管理費の内訳でございますが、主なものだけご説明をさせていただきます。  給与手当でございますが、社員1名分でございます。  雑給は美術館のパートタイマー4名分でございます。  法定福利費は社会保険料、労働災害保険料、雇用保険料でございます。  4行下がっていただきまして、賃借料は美術館の物販・喫茶部分の賃借料でございます。  6行下がっていただきまして、租税公課は印紙代と消費税などの合計でございます。  4ページをお願いいたします。  株主資本等変動計算書でございますが、繰越利益剰余金の前期末残高155万9,865円と、当期純利益44万6,331円を合計した200万6,196円が、次年度への繰越利益剰余金となります。  一番下をご覧ください。  前期末の残高455万9,865円と当期純利益44万6,331円を合計いたしました500万6,196円が、年度末現在の当社の純資産の合計でございます。  5ページをお願いいたします。  個別注記表でございますが、これは重要な会計方針に係る事項に関する注記、株主資本等変動計算書に関する注記、その他の注記を一括して表示したものでございます。  以上、簡単ではございますが、平成18年度有限会社コミュニティサービスの決算報告について、ご説明を終わらせていただきます。 ◯議長【原田 洋君】 質疑の通告がありますので、発言を許します。13番 小澤議員。 ◯13番【小澤眞司君】 まず第一に、決算で当期利益だけ44万6,000円か、売上げが、物品販売と喫茶の売上げだけで1,200万、その他の売上げが自動販売機等で400万という、非常に偏った売上げ販売をしてるんですけども、実際、この物販売上高1,000万、これで実際の収益というのは、どの程度あるんですか。 ◯議長【原田 洋君】 高橋社会教育課長。 ◯社会教育課長【高橋昌幸君】 議員ご質問の、物販だけのことなんですが、細かい数字はここには出ておりませんけども、利益率は約30%になるかと思いますけども、すいません、数字的に・・・、約500万ほどになるかと思います。 ◯議長【原田 洋君】 13番 小澤議員。 ◯13番【小澤眞司君】 物販の売上高の約5割が粗利と、こう判断していいんですか。 ◯議長【原田 洋君】 高橋社会教育課長。 ◯社会教育課長【高橋昌幸君】 申し訳ございません、ちょっと質問内容を誤解しておりまして。  物販だけの粗利なんですが、約285万円になります。 ◯議長【原田 洋君】 13番 小澤議員。 ◯13番【小澤眞司君】 27%ぐらいが粗利というふうになるわけですね。そうすると、売上総利益935万から280万引いても、700云々ということで、このようなコミュニティサービスの営業体系というのは、これは本来、物販及び美術館の中での営業、あるいは町とか行政全体の関係との売上げから考えると、非常に少ないというのと、それからこの物品販売については、職員1人とパート4人ということで、雑給者4名ということですけども、これはほんとに経営として成り立つんですかね。その辺はどうお考えですか。 ◯議長【原田 洋君】 高橋社会教育課長。 ◯社会教育課長【高橋昌幸君】 ご質問ですと、純利益の関係のお話かと思いますけども、平成17年度の営業利益が37万7,290円ということで、営業利益率は1.1%でございました。  今般の平成18年度の営業利益は、決算ですと50万6,361円でございまして、営業利益率は2.97%、17年度と比較いたしますと、1.86%高くなっております。  この要因といたしましては、平成18年10月に、美術館を平松画伯の作品を展示ということで、リニューアルをさせていただいたことによりまして、入館者数がこの10月から3月、同時期の平成17年度と比べますと、約788人総入館数が増えております。そういうことが一つの原因と、平松礼二画伯の作品を取扱うことによりまして、物販等の売上げが伸びたことというふうに考えております。  しかし、今後もこの営業利益率を上げるということは、私どもも含めまして、大変な努力を要しなければいけないという覚悟を持っておりまして、物販などの仕入れ価格の低廉化とか、これからも販売費及び一般管理費を抑えるなど、一層の経営努力をしてまいる考えでございます。 ◯議長【原田 洋君】 13番 小澤議員。 ◯13番【小澤眞司君】 一層の経営努力という背景は、答弁はよくわかります。  だけれども、実際に売上げ、総売上げも減少しているという状況の中で、このコミュニティサービス、一昨年別の会社と一緒になって、それで大幅に売上げ減になってきているというところで、極論を言っちゃえば、経営母体が出資金100%の湯河原町ですよね。  ですから、そういうような、湯河原町自体がコミュニティサービス等々の、そういう経営に対して携っていいのか。ある程度こういうものは、美術館の中でのサービス事業としてはわかりますけども、コミュニティサービスについてはもう少し思慮深く検討して、これについて行政側がもう少し、手を引くという表現は別にしても、こういう会社についての存続を考え直すべきだと考えておりますけれども、それはどうお考えですか。 ◯議長【原田 洋君】 冨田町長。 ◯町長【冨田幸宏君】 まさしく、この自治法243条の3第2項の規定、いま議員ご指摘のとおり、50%の出資におきましては、経営状況をつぶさにきちんと把握をしなければいけないという、そういう意味合いでこの報告をさせていただいているわけですけども、コミュニティサービス、この会社そのものの経営状況、ご指摘のとおり、美術館以外の部分の収益の方が、いわゆる粗利、そして効率性といったものが高いというふうに理解をしております。  しかしながら、美術館内での物販、そして飲物等の提供、これは公の施設内ということもございますので、一般の価格より若干安く抑えることによって、利用者に対しての受益をもたらすという、公の施設内の中のそういった制約ある中でやっている状況でございますので、決して、だからそういう粗利、利益率が低いということをいいとは申しませんけども、そういった部分もございますので、その辺を含めて今後きちんと、この会社のあり方をどうあるべきか、そして先ほど答弁にもありましたように、平松礼二さんとの緊密な関係もございますので、その辺を総合的に判断しながらこの会社、幸いなことにまだ、原資の部分には手を付けておりませんので、時間をいただきながら、検討を考えていくべきだというふうに考えております。 ◯議長【原田 洋君】 13番 小澤議員。 ◯13番【小澤眞司君】 町長の答弁ごもっともだと思いますので、ほんとにこの有限会社自体が、どういうふうに会社展開を求めるのか、それをただ単にコミュティサービスの中の職員及び関係者だけで問題にせずに、町全体でどういうふうにして考えていくのか、その辺をしっかり前向きに検討していただきたいと思います。以上で終わります。 ◯議長【原田 洋君】 以上で、13番 小澤議員の質疑を終了いたします。  これをもちまして、質疑を終了いたします。  これで、平成18年度有限会社コミュニティサービス決算についての報告を終わります。                   日程第6 ◯議長【原田 洋君】 日程第6、「議員派遣結果報告について」を議題といたします。  お諮りいたします。  先の6月定例会におきまして、派遣することが決定しておりました三原やっさ祭りへの派遣結果は、お手元に配布いたしました文書のとおりでございます。  これを了承することにご異議ございませんか。               (「異議なし」の声あり) ◯議長【原田 洋君】 ご異議なしと認めます。  よって、議員派遣結果報告について、了承することに決定いたしました。                   日程第7 ◯議長【原田 洋君】 日程第7、「議員の派遣について」を議題といたします。  お諮りいたします。  本件につきましては、会議規則第115条第1項の規定により、お手元に配布いたしました文書のとおり、派遣いたしたいと思いますが、これにご異議ございませんか。               (「異議なし」の声あり) ◯議長【原田 洋君】 ご異議なしと認めます。  よって、そのように派遣することに決定いたしました。                   日程第8 ◯議長【原田 洋君】 日程第8、「各委員会の閉会中の継続調査(所管事務等)の申し出の件について」を議題といたします。  各常任委員長、議会運営委員長から、特定事件、所管事務等調査のため、会議規則第71条の規定に基づき、お手元に配布いたしました一覧表のとおり、閉会中の継続調査申出書が提出されております。  お諮りいたします。  各委員長からの申し出のとおり、閉会中の継続所管事務等調査に付することにご異議ございませんか。               (「異議なし」の声あり) ◯議長【原田 洋君】 ご異議なしと認めます。  よって、各委員長からの申し出のとおり、閉会中の継続所管事務等調査に付することに決しました。  以上をもちまして、9月定例会に付議されました案件の審議は、すべて終了いたしました。  これにて、平成19年第6回湯河原町議会定例会を閉会いたします。  皆さん、大変ご苦労様でございました。                            閉 会  午前11時13分 当サイトのあらゆるコンテンツは、日本国における著作権法および国際条約によって保護されています。 Copyright(c) YUGAWARA TOWN ASSEMBLY MINUTES, All rights reserved. ページの先頭へ...